元来猟犬として作られ、家庭犬へと改良された歴史を持つジャックラッセルテリア。
彼らには2つの大きな魅力があると言えます。
アジリティ(犬の障害物競走)などで好成績を収めるように、
小柄な体躯に似合わぬエネルギッシュな動きと
俊敏性を活かしたテクニカルな体捌きは見る者を魅了します。
猟犬の本能が持つ好奇心と集中力は
運動の際に特にその真価を発揮すると言えるでしょう。
家庭犬としても彼らは魅力ある存在です。
陽気でお茶目で甘えん坊で、子供のように天真爛漫に接してきます。
人間との知的なやり取りも好み、
しつけの際にも自分が何をしたら人間にどう思われるか
よく人間を観察して理解します。
トランプやチェスのルールを一つ一つ学んで実践していくように
人間とのやり取りも一種のゲームのように考え楽しんでいるのが
彼らの賢さの証明とも言えるでしょう。
ジャックラッセルテリアは俳優としてテレビ出演した事が幾度かあります。
映画『マスク』やテレビ番組『夢見る子犬ウィッシュボーン』が
特に有名な作品でしょう。
この2作品には彼らの豊かな表情がありありと映し出されています。
テレビ撮影も一種のゲームのように楽しんで演技した事でしょう。
彼らの愛嬌ある外見と仕草がメディアに大々的に
取り上げられるに至った一番の理由ではないでしょうか。
ジャックラッセルテリア
ボストンテリア
マルチーズ
ポメラニアン
ダックスフンド
テリアは害獣や害鳥を駆除するために飼育されていた犬種群の事で、
勇猛果敢な精神と非常に活発な性格を持つ犬種の多い事で知られています。
そんなテリアらしく非常に好奇心旺盛な犬種であるジャックラッセルテリア。
遊び好きで天真爛漫なやんちゃっ子であり
非常に繊細で気性が荒いため、飼い主が足元をすくわれないよう
しつけは仔犬の頃からしっかりとする事が好ましいです。
小動物はもちろんおもちゃのボール等動くものには過敏に反応し、
それらを追いかける習性があります。
時には自動車やバイク等の乗り物にも敏感に反応する事もあるため、
交通事故に発展する危険性があります。
事故防止のために幼犬の頃から、静止を呼びかける訓練をする事が望ましいです。
また以上の理由から、猫やウサギやハムスター等
他の小動物と一緒に飼育するのは困難で、なるべく同居は避けた方がいいでしょう。
ただ、仔犬の頃からすでに同居している場合は、
ある程度一緒に暮らすことも可能であると言われています。
またジャックラッセルテリアは他の犬とも喧嘩をしやすい面もあり、
外出の際には常に目を離さず注意するべきです。
犬の飼育におけるマナーとしては当たり前の事ですが、
しっかりとリードでつないで散歩するようにしましょう。
トイプードル
チワワ
ミニチュアシュナウザー
パグ
ゴールデンレトリーバー
体高20cm〜30cm。
体重は5cmにつき1kg。
4kgに満たない小柄な個体から12kgを超す大柄な個体までその大きさは様々で、
規格サイズは各犬種団体のスタンダードによって異なります。
アーモンド型のくりっとした目は明るいブラウンの色をしており、
極たまに片眼がブルー・アイの個体も存在します。
荒い気性を改善するためにウェルシュ・コーギー・ペンブロークと交配を重ね、
現在では脚の短い個体がジャックラッセルテリアのスタンダートとなりました。
体の規格サイズが犬種団体において差異があるように、
この犬種には様々なタイプに分類されています。
まず、マズルや脚が長く太くしっかりとしたイギリスタイプ。
これは馬について行ける個体が必要とされたため、
イギリスでこのようなジャックラッセルテリアが
オーソドックスになったと言われています。
そのイギリスタイプよりも脚が長めで細身が特徴である
アメリカタイプのジャックラッセルテリア、
前述の気質改善のためオーストラリアで改良された脚の短い
オーストラリアタイプのジャックラッセルテリアが存在します。
現在日本国内で最も多く飼育されているのはオーストラリアタイプとされていますが、
日本の場合は上記の3タイプを考慮せず交配を行なうケースもあるため、
一概にその外見でどの国のタイプか判別するのは難しいでしょう。
キャバリア
フレンチブルドッグ
コーギー
ラブラドールレトリーバー
ボーダーコリー
ジャックラッセルテリアには3種類の毛質が存在し、
その1つは“スムース”と呼ばれる短毛で腰のある硬めの毛なみで、
日本国内のジャックラッセルテリアはこの毛なみの個体が広く飼育されています。
次に“ラフ”という長く硬い毛も覆われたタイプです。
長毛が全身を覆う一般的なジャックラッセルテリアとは少し違う印象を与えくれます。
そして“ブロークン”という
前述のスムースとラフの中間タイプの毛なみを持つ個体も存在し、
このブロークンの毛の量やその長さは個体差が激しいとされています。
カラーもそれ以上のバリエーションがあります。
ブラック&ホワイトにタン&ホワイト、
それら3色が混ざった通称トライカラー(ブラック&タン&ホワイト)等の種類があり、
いずれも白色が多めの配色である事が望ましいです。
また、ブリトンブルはブルテリアの血が色濃く出た先祖がえりした個体であり、
ドッグショー等では認められておらず、
加えてブルー&ホワイト、ブルー&タン&ホワイト等のカラーの
ジャックラッセルテリアもミスカラーであるとされています。
その毛のお手入れですが、
スムースは他の犬種と同じようにブラッシングしてあげてください。
ブロークンとラフの毛は、オーバーコートが抜けることがあまりありません。
そのため指あるいはトリミングナイフで
死毛を抜いて新陳代謝を促してあげる必要があります。
柴犬
ビーグル
パピヨン
シーズー
ヨークシャーテリア